製品を作るときに蒸気の発生が多い工場の生産現場において、特に冬期に外気温が下がるため、作業に支障が出るくらいの結露が発生するので、それを防止する為の結露防止材を天井に均等に吹き付ける工事です。
材料 今回はスズカファインの防露という製品を使用
テクノロジーとしては、この材料を吹き付けることにより水分を吸湿する層を天井に作り、結露した水分を落とさないことを目的とした材料で、決して結露が無くなるという事ではないので、水分の量が飽和状態に達してしまうと垂れてしまうことは避けられません。時間稼ぎ的な防止方法です。乾燥したときに含んだ水分を放出するという事です。
施工前のスレート屋根の天井(裏)状態です。施工時木毛板などがあれば防止出来たと思います。
まず、吊り足場で作業床をしっかり作った後に吹付なので完全養生
プライマーを塗付後 主材を均等に吹き付けました。
材料が付いた状態です。
塗膜の近影です。
完了です(奥の白くなった部分が施工箇所です)