完了しました。
手が掛かった分仕上がり、耐候性、遮熱、強度、etc・・・・・・・いいです。
錆びて手を入れてない部分の痛みの具合の凄さが解ります。
次の仕事につながればと・・・・・
リピーターは全てこのグラスファイバークロス工法(FA-6)を指定してきます。効果は非常に高いようですね。
とにかく完了です。
……
以前の回で、クロスを貼って中塗りの状態まで終わりましたので、今回はトップコートの工程に入ります。
まず、使用する材料はFLアルミペイント
やはり主な成分はアスファルトの材料にアルミパウダーを混合したものです。
他のシルバー系の材料と異なる点はやはり、アスファルトを基材としている点にあります。
簡単に言うと、膜厚で長持ちなんですね。(美観性能が少し劣るというButが有りますが)
まず桟の部分などローラーで塗りにくい部分にあらかじめ塗り込んでいきます。(いわゆるダメ込み)
塗りおえた部分から平部分のローラー塗りをして仕上げていきます。
白系の塗料と比べると、アルミニウムペイントは同等に遮熱効果も高く、白系にはない、長波などの赤外線も遮断するので(放射能も)塗装という基準から見ると、遮熱効果は抜群です。電磁波も通し……
一通り中塗りが終了下地点で、最終チェックをします。
樋の中のクロスを修正したり、
中塗りが厚く成りすぎてひび割れた部分
ここにも修正塗りをしてヒビを埋めます。
もちろん、平場のクロスの目が潰れきってない部分も補修塗りをします。
こうして仕上げ工程の下準備は進められています。……
クロスを全体に貼り終えた時点で
近くで見るとガラス繊維のクロスの目が見えるのが解ります。
この目が消えるように、今度はFLコートAR52で中塗りを工程を施工します。いわゆる目つぶしとか、増し塗りとか言われるものです。
この工程は仕上や、クロス貼りの効果を左右する位の大きな役割を持った工程ですので、クロスの目が見えない位まで、最低2回は塗ります。
(せっかく丁寧に貼ったガラスクロスが隠れて実質解らなくなってしまうのですが)
はじめに、大きな刷毛では塗り込めない部分、今回は桟の部分などはあらかじめ増し塗りを専用のブラシで先に塗り込んでいきます。(ダメ込み)
平らな部分は、桟の間の寸法で切って幅を合わた、フロア用の自在ボウキを使います。(下の写真の物)
塗り方はラフなようですが、材料を規定量になるようにまきます。
F……
板金の鼻先や樋の内部などは雨水がたまり易く、腐食も早いです。
しかし、FLコートFA-6(ガラスクロス貼り)で施工すると、防水層として、水や空気を遮断する塗膜が出来てしまうので、腐食も雨漏りも止まります。(内部や裏からの腐食には対応出来ませんが)
錆びて、鋼板が腐食してしまった!
葺き替えかな?と思っても、大体はこの施工で凌げます。
断言します。
特に、交換しにくい谷樋の腐食や雨漏り対策には最適です。
一度この施工をお奨めすると、結果が良いので次からは、この工法でやって欲しいとの要望に変わります。
防水・防錆・遮熱・防音・鋼板やスレートの強度回復及びアップ。一度に実現出来ます。
当たり前ですが、結果的には安上がりになります。
長く貼れるところは下塗りをして
長めにひろげて
……
まず、FLコートAR52をプライマーとして塗ります。
ワンスパン塗れたら
半分に切ったクロスを広げ置きます。
広げ終わったら、FLコートAR52で貼り付けるように押さえます。
最初は役物が無い部分からこの工程を続けていきます。
これが、この工事の重要な工程である、ガラスクロスを貼るという工程です。
ガラスクロスを貼る事により、下地からの剥離を防ぎ、穴なども塞いで防水性が増し、アスファルトによる強い防錆力も持続し
塗装では考えられない塗膜の厚さを確保出来るのです。(この後クロスの目が無くなるまで中塗をする)……
まず、主に使用する材料は 昭和シェル石油(株) 製造 FLコートAR52
日東紡 ガラス繊維のガラスクロス
こういうガラス繊維の布です。
……
鋼板屋根のFLコートFA-6(ガラス繊維クロスライニング工法)をこれからします。
ひどい錆(腐食です)でも、クロスをライニングすれば大丈夫。
高圧洗浄をして剥離できる部分は剥離しますが、塗るだけではすぐに旧塗膜からの剥離を起こします。
こんなひどくなっても大丈夫クロス張れば強度も美観も雨漏りも直ります。
仕上がシルバーならば、遮熱効果も高く一石二鳥です。
しかし、ひどい!
……
ある役所管轄の既存の建物の設計図書に(結構大規模な物)主任技術者の欄に 「一級建築士または一級建築施工管理技士」と記されていた。講習さえ受ければ3000万円以上の工事に必要な監理技術者の受講も無条件で受けられます。
私の持っている資格「1級建築施工管理技士」という国土交通大臣(私の時は建設大臣)が証明する1級国家資格
改めて責任の重い資格なのだと認識。
しかし、この国家資格 我々の業界(塗装・防水業界)では2級建築施工管理技士のその中でも(仕上げ)という細分化された分野の資格でさえ有れば充分過ぎる資格、建築工事ならば殆ど全て主任技術者に成る事ができる、その上の1級は実務的には必要無いのかもしれない。しかし、あえて1級建築施工管理技士という資格に挑戦したのは、自分のプライドとしてさらに上を目指した証でもある。
もう一つ付け加えると、受験に挑むにあたって、受験料と交通費……
第一期工事の終了です。
端末に変成シリコンのシールでシーリングしました。
そして、全行程終了後の二期三期施工後この防水に対しての10年保証が出ます(一年以内の施工)
……