屋上の陸屋根保護モルタル面の雨漏りの修理をしました。
多分下地は熱アスファルト防水でしょう。(結構火や、臭いの関係で最近は機械固定とトーチの併用に変わってきました)
今回は部分的なので塗膜防水(昭石化工タフネスコートSR-10)
クロスを貼り終えたところです。
入角を面を取って、クロスを貼りやすく不具合が起きない下地を作りました。
この上から、防水材で中塗をしてシルバーで仕上げます。
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ALCの目地のシールと欠損爆裂の補修を施工し乾燥させて塗装の工程に移ります。
まず、下地の微弾性のアンダーフィーラー弾性エクセルを塗付します。ALCは塗装の状態が悪いと水を含みやすい建材なので、下地の処理にはより膜の張る弾性塗材が適しております。
ローラーで均一に塗ります。
乾燥した状態です。
この工程に先だって、鉄部にエポキシ系の錆止を塗って、後工程の材料で汚れないように窓と一緒に養生します。
そして、次の中塗の工程に移ります。
中塗の材料は、2液弱溶剤型ウレタン樹脂塗料を使います。特臭いやその他指定が無い限りは、どの樹脂でもあれば2液の弱溶剤の方が物質的にすぐれた点が有るので、これを努めて使用する事を標準にしております。(1液や水性もありま……
施工して20年位経ったルーフガード工法FA-3(以前の工法、現状FA-5)
錆などは発錆しておりませんが、出来ればトップのメンテをすれば良い状態を維持出来ることが出来ます。
塩ビ機械固定 5年位の経過
特に悪いところもありません。
熱溶着した部分も特に悪い部分は見当たりませんでした。左下の部分は汚れとゴミです。
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ALCの建物防水性はシールと塗装が重要!
大変良い建材なのですが放っておくと、シールの切れから、ALC版の爆裂に広がり、雨漏りの原因となります。
壁からの雨漏りが多いのがこの放っておくパターンですね。
施工前の写真が撮ることが出来なかったのですが、爆裂とシールの切れが多い現場でした。
シールの切れが到る所にありました。シールの寿命は過ぎた状態ですね。
爆裂も無いところが無い位に点在。もちろん雨漏りがありました。
シールの撤去打替 爆裂補修と並行した作業を必要としました。
今回のシール材は塗装をするので、ノンブリード(低モジュラス)ウレタンを打ち替えてます。
これから壁面の塗装に入ります。
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足場も撤去して完了
使いながらの作業でしたので既に汚れもあります。
足場設置のために撤去した、ポリカの波板も復旧
外観は大きく変わりました。
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いよいよ床部分を塗って仕上に入ります。
続けて2回目を塗ってきて大体終了になります。足場のベースの部分は、解体後に塗ります。そこで本当の終了ですね。
約1ヶ月の工事も終わりに近づきました。……
細かな部分を入れてます。
手摺の危険色 もう一回通り塗りますが
配管機器類のシルバー
まだまだですが、こんな感じで徐々に仕上がってゆきます。
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設備塗装 一部上塗り(2回塗り目)に入っております。
同じ色なので解り辛いですが、この画像では奥側の明るく見えるのが2回目の部分です。
かなり外観も変わってきました。
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今回は珍しく薄膜、強溶剤なので旧塗膜の状態などを慎重に調査しながら仕事を進めます。
今回はラインが強溶剤では侵されて、リフトしてしまう事が発覚、しかし、後ほど内製でラインテープを貼る事になっているのでライン部分を残しての施工です。
材料は日本特殊塗料(株)のユータックE−40
プライマーは同社ECプライマー
強溶剤間ので、当然こういう装備になります。
2日掛けて、4色の塗り分けと厳しい条件でしたが、取り敢えず納め、12月の2期工事の時に修正も兼ねて施工予定
コテ塗りの厚膜に比べ、薄膜はローラー施工なので、美観性能は低いですが、防塵という機能性能は充分果たせる床には仕上がってます。
ラインテープを貼る部分(旧ライン)は塗っておりません。
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中塗が進んできました。
配管類のシルバーも塗っております。
外から見るとまだまだですね。
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