やっている事が、なかなか場所によってばらばらな為まとまりのない内容になってしまいますが、
今回は使用材料や、注入工事の状況をお知らせします。
使用材は、この前説明した 日本ペイント(株)のDuflonファイン4Fセラミック です。
簡単に振り分けると2液性のフッ素です。上塗りは主にこの塗料を使います。
鉄部の錆止はエポキシ系の錆止を使います。
磁器タイル面の防水には撥水材 アクアシールを使います。
タイル浮きなどの補修に使う注入用のエポキシ樹脂接着剤です。
今回は、低圧注入ではないので、粘度の高いタイプでグリスガンにて 基本 1ヶ所/150cc位 注入します。
これによってタイルと躯体の空隙にエポキシを注入していきます。
空隙が広く浮きも顕著な場合は躯体まで空けステンレスのピンを差し込みます。
……
ある工場内にある沸騰水や蒸気が入る?タンク内の保護塗装をしています。
水は沸騰する温度になると分子運動がすごく激しくなり接触している物質に影響を及ぼします。
サウナの100℃はやけどしないけど、沸騰水には言ったら大やけどというか死にます。
それだけ、水の温度と塗料の関係もシビアな関係にあります。
普通の塗料ならば100℃近辺の温度なら絶える事も出来ますが、沸騰水と成るとすぐダメになってしまいます。
そこで、オキツモの耐沸騰水塗料というのがあるんですね。2液の強溶剤エポキシ系塗料。詳しくはココ
タンク内部は非常に錆が多かったので高圧洗浄後ケレン 足場を組んで塗装作業をします。
これを単純に3回塗りするだけですが、このような機能製品は見てくれよりも、塗付量は確実に乗せなければ意味がありません。
1回目ですがこんな感じです。……
塗装工事始まりました。
高圧洗浄後の下地に
弾性アンダーフィラーを塗り
赤い部分を塗り(2回塗り中の1回目)
白の壁の部分を塗っていきます。
2回塗って仕上げたら、ベランダの解除のお知らせをポスティングします。
この現場の上塗りは日本ペイント(株)のDuflonファイン4Fセラミックという弱溶剤4フッ化フッ素セラミックを基剤とした、比較的高機能の材料で統一して塗っております。
しばらくはこの工程の繰り返しです。……
5階建て50世帯?某マンションにて大規模改修構想から3年越しの着工です。
足場が終わり(弊社担当ではありません)
樋の交換や(弊社施工です)
シールの撤去打替(弊社施工です)
など、進んでいます。今後、外壁の注入工事や、外壁の塗装なども弊社で行います。
工期が比較的長期に渡るので、工事進んできましたら、またアップします。……
工場のメッキラインを新設する為、ビニエスのライニング工事が始まります。
現状の床はフラットな床面に、ピットなどを増設した感じです。
それに伴い周りの間仕切りや天井なども塗装(エポキシ系浸透シーラー&2液エポキシ系塗料)がありますが、
塗装は特に材料選択の基準以外は技術的な事は少ないので、細かい説明は省きます。
現状の床
側溝とグレーチングの金物&シールポケット
ピット小
ピット大
この下地に今回は使う薬品の危険度は少ないので、
ビニールエステル樹脂のライニング1プライ&サフェースマット1プライの仕様です。
現状の天井
耐薬品塗料にて仕上げた天井
天井に使った材料 2液エポキシ系浸透シーラー
上塗り ハイポン40 2液エポキシ系耐薬品塗料
床に戻……
いや〜凄かったです。台風15号
屋根がめくれたり。
スレート割れたり、テント飛んだり、もちろん雨漏りも、対応に大わらわです。
完了しました。
手が掛かった分仕上がり、耐候性、遮熱、強度、etc・・・・・・・いいです。
錆びて手を入れてない部分の痛みの具合の凄さが解ります。
次の仕事につながればと・・・・・
リピーターは全てこのグラスファイバークロス工法(FA-6)を指定してきます。効果は非常に高いようですね。
とにかく完了です。
……
以前の回で、クロスを貼って中塗りの状態まで終わりましたので、今回はトップコートの工程に入ります。
まず、使用する材料はFLアルミペイント
やはり主な成分はアスファルトの材料にアルミパウダーを混合したものです。
他のシルバー系の材料と異なる点はやはり、アスファルトを基材としている点にあります。
簡単に言うと、膜厚で長持ちなんですね。(美観性能が少し劣るというButが有りますが)
まず桟の部分などローラーで塗りにくい部分にあらかじめ塗り込んでいきます。(いわゆるダメ込み)
塗りおえた部分から平部分のローラー塗りをして仕上げていきます。
白系の塗料と比べると、アルミニウムペイントは同等に遮熱効果も高く、白系にはない、長波などの赤外線も遮断するので(放射能も)塗装という基準から見ると、遮熱効果は抜群です。電磁波も通し……
一通り中塗りが終了下地点で、最終チェックをします。
樋の中のクロスを修正したり、
中塗りが厚く成りすぎてひび割れた部分
ここにも修正塗りをしてヒビを埋めます。
もちろん、平場のクロスの目が潰れきってない部分も補修塗りをします。
こうして仕上げ工程の下準備は進められています。……
クロスを全体に貼り終えた時点で
近くで見るとガラス繊維のクロスの目が見えるのが解ります。
この目が消えるように、今度はFLコートAR52で中塗りを工程を施工します。いわゆる目つぶしとか、増し塗りとか言われるものです。
この工程は仕上や、クロス貼りの効果を左右する位の大きな役割を持った工程ですので、クロスの目が見えない位まで、最低2回は塗ります。
(せっかく丁寧に貼ったガラスクロスが隠れて実質解らなくなってしまうのですが)
はじめに、大きな刷毛では塗り込めない部分、今回は桟の部分などはあらかじめ増し塗りを専用のブラシで先に塗り込んでいきます。(ダメ込み)
平らな部分は、桟の間の寸法で切って幅を合わた、フロア用の自在ボウキを使います。(下の写真の物)
塗り方はラフなようですが、材料を規定量になるようにまきます。
F……